2010年02月10日

孫の日と子供の日

こどもの日と孫の日はどのように違うのでしょうか。
由来から考えれば、こどもの日は男の子の日ですから、雛祭りと対になっています。
しかし、実際には5月5日はこどもの日としてこどもには何らかの特典が与えられる日になっています
それに対して、孫の日は特典があるでしょうか。
こどもだけでどこかに行っても孫かどうかの判断が付きませんから、何の特典もありません。
よく考えてみると、孫と言うのはおじいさん、おばあさんから見て孫なのです。
他の人から見たらけっして孫ではありません。
こどもは誰が見てもこどもなのですね。
なんとなく不思議な感じです。
孫と言うものの意味がおじいさんとの関係として成り立っているからです。
そう考えますと、孫の日というものの対比が敬老の日というのは少しおかしくなります。
老人は誰が見ても老人なのです。
厳密にはこどもの日と敬老の日が対応すべきなのです。
百貨店協会が提唱した時は、敬老の日の一カ月後を孫の日としています。
敬老の日のお返しと考えられていたからです。
こどもの日なのに孫がたくさん遊びに来るので、こどもの日ではなく孫の日になってしまっている家庭もあるようです。
そう考えれば、こどもの日があるのですから孫の日は2重に記念日を作っているような気がしてきますね。
孫の日がそれほど多くの人の関心を集めているわけではないということが、各種のアンケートの結果などでわかります。
記念日の意味について、深く考えだすときりがありません。
孫の日であまり悩むことはやめましょう



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