2009年12月04日

孫と高齢者

お年寄りをターゲットとした介護施設がたくさんできるようになってきました。
それは介護保険の普及によるものでしょう。
病気などで体が不自由になった人であれば、そのような施設も必要になります。
しかし、孫がいるといってもまだまだお年寄りという年代ではない人もたくさんいます。
そのような人をターゲットとして孫の日が提唱されました。
孫の日はかわいい孫と一緒におもちゃなどで遊ぶ日なのです。
おもちゃ業界はもちろん、大賛成でしょう。
孫の日は百貨店協会が最初に提唱したものです。
比較的裕福な人たちが孫のためになら少々高いおもちゃでも買ってやると考えられるのです。
高齢化社会を迎えた日本では、昔ならお年寄りと言われたような年代でもまだ現役で働いている人がたくさんいます。
そのような人と孫とのコミュニケーションを図るということは社会的にも意味があるといってもよいでしょう。
業界の思惑がどこにあっても、現実としてはコミュニケーション不足になりがちなのかもしれません。
3世代が同居であれば、わざわざ孫の日などなくてもいいかもしれません。
しかし、別々に住んでいるのなら、訪ねていくための理由が欲しくなるものでしょう。
孫の日というもので気兼ねなく孫と遊ぶことができるのです。
少し悲しい時代なのかもしれません。
それでも、孫の日ができたことをうれしく思っている人が意外と多いのかもしれません。
孫に縁のない人でも親戚の子どもにおもちゃでも買ってやろうという気になるのでしょうか。



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